ミナミまちある記 Minami Walking Report

湊町界隈ぶらり見てある記

ー平成22年12月6日ー 湊町界隈をぶらり歩いてみました。結構、発見がありました。

シカゴ・ギャラリー
地下鉄御堂筋線なんば駅改札を出てなんばウォークを西へしばらく歩くと、シカゴ・ギャラリーがあります。この地下道のギャラリーは、大阪市とシカゴ市の姉妹都市提携30周年を記念して平成16年10月にオープンしたもので、シカゴ美術館のコレクションを陶板画で複製したものを展示しています。本物そっくりのモネやルノアールなどの名画が目の前に突然現れるので、知らずにここを通った人は「なんでこんなものがこんなところに」と、足が止まってしまうのでは・・・。(私はそうでした。)

浪速公園
OCAT(大阪シティエアターミナル)から300mほど南へ歩くと浪速公園があります。繁華街からそれほど離れていない割には大きな公園です。人はまばらでとても静かでした。園内の説明文によると、この公園には2つのタイムカプセルが埋められていて、1つは浪速区政100周年の2025年に、もう1つは世界人権宣言150周年の2098年に開封されるとのことです。公園内をしばらくブラブラしていると男性の掛け合いが聞こえてきました。どうも漫才の練習のようです。若者が駅や公園でダンスやバンドの練習をしているのはよく見かけますが、漫才の練習を見たのはあまり記憶がありません。さすがはミナミ。

井岡さんのジム
浪速公園の東の通りを横断すると難波塩草敷津公園があります。浪速公園とともに犬の散歩に良さそうです。この地下をJRが通っているはずです。 2つの公園を満喫し、ルネッサなんばタワーの前の道を北上しました。その途中、ボクシングの井岡さんのジムを発見しました。

湊町リバープレイス
日も暮れかけてきたので、湊町リバープレイスへ急ぎました。建物には入れましたが、既に一般の営業は終わっていました。3階まで上がり外のテラスへ出ました。白と青の柱状のライトとそれより少し小ぶりの白色灯がきれいでした。リバープレイスから道頓堀の対岸、南堀江にかかる浮庭橋のライトや、対岸の建物〈キャナルテラス〉の明かりもとてもきれいでした。見ていて飽きなかったです。

浮庭橋
浮庭橋には植物が植えられていました。このような橋も少し珍しいのでは・・・。 キャナルテラスには、和風創作料理の“燈花”、缶詰バー“kanso”、フレンチ・イタリアンレストランバーの“MOULIN(ムーラン)”、エスニックダイニング&バーの“Bleu(ブルー)”が入っています。どこからも道頓堀とガーデンプレイスが望め、おしゃれな感じ。

珈琲艇CABIN
四つ橋筋を横断し、“珈琲艇CABIN”へ。向かって右手の深里橋からこの店を見ると、あたかも船が川に浮かんでいるよう。ドアを開ければ、まずポパイと舵が迎えてくれました。左手の階段を下りて店内へ。店内もまた船室風で落ち着いた雰囲気。人の良さそうな親父さんがマスター。私が注文したピザトーストもおいしかったですが、「ここのオススメはカツサンド」と、あとから来た別の客の声が聞こえました。

最後に…
難波に向けて来た道を帰りました。浮庭橋やリバープレイスはデートコースに良さそう、と改めて思います。リバープレイスの東側には、パリのルーブル美術館の入口を小さくしたような屋根をもつplaza1があります。ここでミニステージや展示等のイベントができるらしいです。下から屋根を見上げたとき、「ダヴィンチ・コード」の最後を思い出しました。これにてこのコラムは終わりです。

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