ミナミまちある記 Minami Walking Report
「ワッハ上方」で生のお笑い文化を体験
親子で楽しむなんば第３弾！今回は「大阪府立上方演芸資料館」、通称「ワッハ上方」に小学１年生の娘を連れて行ってきました。
難波駅から徒歩５分、なんばグランド花月向かい
場所は「なんばグランド花月」のすぐ向かい。南海難波駅からだと徒歩５分くらいでしょうか。１～３階にジュンク堂書店が入っている建物です。本屋さんの奥のエレベーターで４階まで上がるとワッハ上方のエントランスがあり、そこでチケットを買って入場します。入場料は大人４００円、高校生・大学生が２５０円、小・中学生が１２０円。後で書きますが、これでお笑いのライブとライブラリーを楽しめるのでお得感いっぱいです。
上方亭での無料のミニライブ
早速入場。まずはステージの開始時刻をチェック。今日の演目は若手芸人さんの漫才とコント。開始１０分前に入場したので、早速ライブ会場の「上方亭」に向かいます。「あれ、あんまり人いないなあ」とか思っていると、どんどん人が入ってきて、あっという間に満席に。といっても７０名程の小さな舞台なのですが、これが魅力なんです。まさに舞台を見上げる感じで、期待に胸が膨らみます。客席は観光客風の年配のグループ、お笑い好きの若い女性グループなど。子供連れは意外に私たちだけでしたが、幅広い客層なのでまったく問題なしです。
お笑いライブスタート！すぐそこに生の芸人さんが
いよいよライブ開始。司会役の漫才コンビさんが登場！近い！！これぞライブの魅力！こんなに間近に生の芸人さんを見られる機会はなかなかありません。漫才コンビさんのことは、正直名前も知らなかったのですが、結構面白い！つかみはＯＫです。そのあと漫才コンビ２組、ピンの芸人さん２人が続々と登場。「若手」の皆さんなので面白いネタ、突っ走り系？のネタ、もひとつのネタ、いろいろですが、それもこれも含めて大満足。こういう小さな劇場からみんな育っていくんです。これぞ大阪の文化力。
お笑い好きにはたまらないライブラリー
ライブの余韻が冷めやらぬ中、今度は展示を順番に見て廻りました。昔のまち並みを再現した雰囲気の中、落語や漫才の歴史が分かる映像や展示がいっぱい。カツラをかぶって写真を撮ったり、芸人に向いているかどうかの診断テストなんかも。そして最後に演芸ライブラリーコーナーを発見。これがまたおススメ。お笑い番組の映像、音声、書籍が古いものから新しいものまで勢揃い。検索システムもあり好きな芸人さんの映像を簡単に探せます。早速受付カウンターで申し込み。ここでもらったカードをブースの操作盤に差し込むと再生開始！ヘッドホンが２つ付いているので子供と２人で、廻りを気にせずお気に入りの漫才やコントを見放題です。ついつい時間を忘れて見入ってしまうので、お笑い好きの方は時間に余裕を持って行きましょう。
ワッハ上方の後は道具屋筋でお買いもの
「あ～面白かった～」という子供と一緒に建物を出ると、そのすぐ横から道具屋筋が始まります。私もこの通り大好きなんですが、やはり子供も大喜び。本格的なタコ焼き機。屋台で見るような無骨なかき氷器。「これで削ったらうまい氷食えるんやで～」と教えてあげました。プロ用の大きなコテを発見。お好み焼き好きの我が家に是非欲しい！他にも本格的な調理器具、食品のサンプル等、気になるモノがいっぱい。今度は半日くらいかけてゆっくり買い物に来たいと思いました。
芸人さん行きつけのお店で晩ごはん
そして最後にグランド花月近くの洋食屋さんでオムライスを食べて本日の締め。花月に近いこともあり窓には有名どころの芸人さんの色紙がずらり！芸人さん行きつけの店があるのもこのあたりならでは。娘はポケモン番組の司会を務めるロバートの色紙を見つけて大喜びでした。今日はホントに大阪ならではの１日が過ごせました。近くにはグランド花月の他、ＮＭＢ４８の専用劇場なんかもあります。生のお笑い文化を肌で感じてください
ワッハ上方のライブは毎日やっている訳ではないですが、土日は割とコンスタントにやっているようです。また「上方亭」や同じ建物７階の「レッスンルーム」では、ワッハ上方の開館時間以外にもさまざまなお笑いのライブをやっているので、是非一度ホームページを見てみてください。お笑い好きのお子様と一緒に是非！そして大阪観光の方にもおススメです。生のお笑い文化を肌で感じ取ってみてください。大阪ならではの思い出をお約束します。大阪府立上方演芸資料館「ワッハ上方」
住所：大阪市中央区難波千日前12-7 YES・NAMBAビル
電話：06-6631-0884
http://www.wahha.or.jp
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